卵黄?バター?世界の変わったコーヒー 飲み方編

雪の中のコーヒー
  • share : 
  • instagram最新情報をお届けします。
  • facebook
  • LINE official account お問い合わせ・ご注文にも便利です。

コーヒー豆の栽培は、コーヒーベルトとよばれる、北緯25度、南緯25度に挟まれた赤道周辺で行われています。真冬でも10℃以下にならないことがポイント。また、雨季と乾季があることが重要です。

 

以上のように、栽培地域は限定されますが、コーヒーラバーズは世界中にいます。今回は、世界各地の面白い飲み方をご紹介したいと思います。

 

ブラジル

コーヒー生産量世界一のブラジル。しかも国民にとって一番飲用する頻度が高い飲み物もコーヒーであるこの国では、消費量も半端じゃない。一つの家庭での一日の平均飲用杯数は10杯ともいわれます。

 

カフェ・ジーニョ

深煎りしたコーヒー豆を細挽きにして、じっくりと濃厚に抽出します。

 

抽出量は少なく、デミタスで砂糖だけを入れて飲みます。イタリアのエスプレッソの文化に近い飲み方ですが、エスプレッソマシーンで出すタイプと比べてさらっとしています。

 

ブラジルを代表する飲み方です。

 

ピンガード

カフェオレのような、ミルクをたっぷりといれたコーヒーです。街角にあるパン屋さんで特大サイズのピンガードを飲みながらパンを食べるのも見慣れた光景です。

 

メキシコ

辛いメキシコ料理のあとに、スパイスを効かせたコーヒーを飲むのがメキシコ流。この他に、濃い目のコーヒーに、オレンジジュースを入れたりすることもよくあります。

 

カフェ・デ・オーヤ

「オヤ」とよばれる大きなコーヒー専用ポットに、熱湯とシナモン、黒砂糖を入れて煮ます。そして、コーヒー粉を加えてひと煮たちさせた後、粉が沈むのを待ち、上澄みを飲みます。さらに、塩や、ウィスキーを入れて飲む文化もあります。

 

ポンチェ・レアル

コーヒー、蜂蜜、卵黄をミキサーに入れて攪拌し、最後にシナモンとナツメグをふって氷を入れたグラスに注ぐ、冷たい飲み物です。

 

エチオピア

コーヒーセレモニーというおもてなしの儀式があります。

 

儀式は、コーヒー豆を洗うところからスタート。香を焚き、準備から飲み終えるまでトータル1時間半の大事なイベントです。

 

煮たてたコーヒーをよく泡立たせて、スパイスを加えたりバターを入れたりして飲みます。

 

オーストリア

オーストリアでは、モーツァルトの時代からカフェーが文化・芸術を育む場として大切にされてきました。

 

アイシュベンナー

「一頭立ての馬車の御者」の意味。昔、御者溜まりで飲まれていた、ホイップクリームをコーヒーの上に浮かべた飲み物です。日本ではウィーンの人が飲むコーヒーという意味で「ウィーンナーコーヒー」とよび、広く親しまれた飲み物ですね。これに、板チョコを添えて。「カフェ・ミット・シュラゴーバー」もよく飲まれています。

 

マリア・テレジア

ハンブルク家が繁栄していた18世紀の女帝マリア・テレジアがお気に入りだっとことから名付けられた飲み物です。レシピはオレンジリキュールを入れたコーヒーに、ホイップクリームを浮かべて小粒のキャンディーを散らしたとっても可愛い飲み物です。

 

北欧諸国

デンマークやスカンジナビア半島の国々は、一人当たりの年間コーヒー消費量が世界一という統計もあるくらいコーヒー大好きな人たちの国です。

 

コーヒー・グロッグ

グラスにグラニュー糖、ラム酒を入れて、コーヒーを注ぎ、その上にバターを浮かせた飲み物です。寒い地域のコーヒーには身体を温める意味もあって、お酒を入れるメニューが多いことが特徴です。

 

スウェーディッシュ・カフェ

卵黄、水、グラニュー糖に温めたコーヒーを少しずつ入れて、鍋に火をかけながら、泡だて器でよくかき混ぜます。出来上がりをカップに注ぎ、ホイップクリームを浮かべて、ココアパウダーを振りかけて完成です。

 

まとめ

日本では基本はブラック、加えても砂糖、ミルクまで、というのが一般的ですから、今回の世界のさまざまな飲み方には驚いた方も多かったのではないでしょうか。

 

特に、世界を見渡すと、お酒を入れて飲む文化の国は多く、柑橘系のジュースや、香辛料、バターなど、ちょっと日本では考えられないような飲み方までが、ごく普通にあります。興味を持った方はどんどん自分流のアレンジに挑戦して楽しんでみてくださいね。

BON COFFEE’s Master

BON COFFEE’s Master

静岡大学卒業後、2009年に地元福井駅前にて「BONCOFFEE」を、2015年に豆販売に主軸をおいた2号店「BONCOFFEE -BEANS STORE-」を開業。2020年、福井駅前再開発事業にともないビーンズ店を板垣に移転し現在に至る。モットーは「1杯のコーヒーのチカラで世界を少しまったりさせる」。作り続けたいコーヒーは、子供からお年寄りまで誰もが気軽に楽しめるコーヒー。コーヒーが飲めなかった人がBONCOFFEEのコーヒーなら飲めた、ブラックで飲めなかった人が飲めるようになったとの声多数。

コメント投稿フォーム

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

お問い合わせはこちら

CONTACT

ネットショップはこちら

ONLINE STORE