アラビカ種とロブスタ種?コーヒー豆の品種について

アラビカ種とロブスタ種
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コーヒーノキ属には種々さまざまな「種」があります。現在約130種ともいわれています。コーヒーノキは自然交配が盛んで、その為、人工的に新しい品種を作ることも比較的に容易だといわれています。

 

この新しい品種というのは、科学的にいうと栽培品種というもので、栽培品種の元となる「種」は先ほど述べたように約130種。しかし、その130種の中で、普段我々が口にしているコーヒーの種は、ほぼ、たったの2種。それが今回のテーマとなる「アラビカ種」と「ロブスタ種」です。

 

アラビカ種

アラビカ種はコーヒーノキを代表する種です。我々人類が最初に口にしたコーヒーはこのアラビカ種で、その後現在まで、その代表的なポジションは不変です。今でも世界全体の生産量の約70%近くを毎年占めており、筆者のような小規模自家焙煎店にいたっては、ほぼ100%に近い使用率を誇っています。

 

アラビカ種の起源

アラビカ種の起源はエチオピア(アビニシア)高原といわれています。標高1,300~2,000mに位置する、現在のオロミア州の一部が原産地であったといわれているます。

 

現在でもエチオピアには野生のアラビカ種が自生しており、地域によってはこの野生、または、半野生のエチオピア原種を収穫し輸出しています。

 

世界のスペシャリティコーヒーを牽引する「ゲイシャ種」という栽培品種も、もともとはエチオピアの原生で、パナマへ移植されました。フルーティーな甘味と香りが世界中のコーヒー愛飲家たちをうならせています。アラビカ種は高地で栽培されるというと、意外に思われるかもしれませんが、気温が低めの高地が適しています。

 

アラビカ種の特徴

アラビカ種は、香り高く、味のバリエーションも豊富なことから取引価格も基本的に高く、高品質のコーヒーとして世界中の愛飲家から高い支持を得ています。しかし、病害虫に弱いのが難点です。病害虫に弱いことをカバーする為に、さまざまな品種改良がおこなわれてきました。アラビカコーヒーノキは突然変異や交配を繰り返しながらエチオピアから世界の熱帯各地に広まっていきました。

 

近年は、耐病性や生産性の向上などを目指した品種改良が進んでおり、同じアラビカコーヒーノキ同士の交配品種やロブスタコーヒーノキとの交配品種も見られます。現在も耐病性の高いハイブリッド品種を世界各国の研究所で開発中です。

 

ロブスタ種

飲用のコーヒー豆の品種で、アラビカ種の次に多いのがロブスタ種です。ロブスタ種(正式名称はカネフォーラ種)は、「粗く、強い、たくましい」を意味する英語「robust」からくる言葉です。なぜこのような屈強な名がついたかというと、アラビカ種よりも耐病性に強いからです。また、アラビカ種と違って、低地での栽培が可能で、それでいて収穫量も多いという優れものです。

 

しかし、天は二物を与えず。味は単調で複雑さに欠けます。香りも「ロブスタ臭」とよばれる独特の土臭さがありマイナスポイントとなるため、アラビカ種に比べてかなりの安値で取引されます。

 

ロブスタ種の現状

工業用コーヒーである、缶コーヒーやペットボトルのコーヒー、インスタントコーヒーや清涼飲料、製菓用途などの多くがこのロブスタ種を使っています。アラビカ種のコーヒー豆の生産量世界一はブラジルですが、このロブスタ種の生産量世界一はベトナムです(アラビカ種もふくめての生産量は世界2位で2003年は99万トン)。

 

低地で赤道直下のコーヒーベルト地帯に位置するベトナムは、フランスの植民地となった19世紀から栽培がはじまり、今なお外貨獲得の重要な農産物となっています。

 

ロブスタ種の独特の苦味と風味を逆手にとって、ベトナムコーヒーが生まれました。ベトナムコーヒーはミルクではなく、コンデンスミルクで割ります。こってりと、こってりの相乗効果で、とびきり濃厚なコーヒー牛乳のような味わいとなります。ベトナムでは現在ではアラビカ種の栽培も徐々に広がり始めていて、日本にも輸入されています。

 

リベリカ種

アラビカ種とロブスタ種の中間的な品種でリベリカ種というものがあります。これらをコーヒー3原種と呼ぶこともあります。味わいも耐病性も中庸で、現在は西アフリカやフィリピン、マレーシアで栽培されていますが、世界の流通量では1%に満たない量です。世界各国の農業試験場では研究用、もしくは交配用として使われています。

 

まとめ

普段飲んでいるインスタントや缶コーヒーなどの低価格なコーヒーや、専門店などで提供される高価格なコーヒー。これらは、アラビカ種とロブスタ種の2種でほぼ間違いないです。

今回の記事を読んで、普段何気なく飲んでいるコーヒーの品種について少しでも興味を持っていただければ幸いです。

BON COFFEE’s Master

BON COFFEE’s Master

静岡大学卒業後、2009年に地元福井駅前にて「BONCOFFEE」を、2015年に豆販売に主軸をおいた2号店「BONCOFFEE -BEANS STORE-」を開業。2020年、福井駅前再開発事業にともないビーンズ店を板垣に移転し現在に至る。モットーは「1杯のコーヒーのチカラで世界を少しまったりさせる」。作り続けたいコーヒーは、子供からお年寄りまで誰もが気軽に楽しめるコーヒー。コーヒーが飲めなかった人がBONCOFFEEのコーヒーなら飲めた、ブラックで飲めなかった人が飲めるようになったとの声多数。

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