コーヒー抽出・ドリッパー編・フラワードリッパー

ドリッパー
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ペーパードリップを考えるとき、ペーパーと同じだけ大事なものが、ドリッパーです。ドリッパーには扇形・円すい形の2種類があります。ペーパーを使わないタイプのメッシュタイプもあります。

 

フラワードリッパー

今回は、世界で一番最初に円すい形コーヒーフィルターペーパーを開発した専門メーカーが長年の研究を基に、コーヒーのうまみを最大限に引き出す形とデザインを追求したドリッパーである、「三洋産業CFEC・フラワードリッパーPFD-1」を徹底解説したいと思います。

 

名前の由来

とてもチャーミングな名前の付いたこのドリッパー。フラワーの由来は、真上から見下ろしたときに、10枚の花びらを連想するようなデザインから命名されました。

 

花びら形のすごさ

花びらはデザイン性から作られたわけではなく、機能性からスタートしたものと考えられます。花びらを縁取る部分がペーパーフィルターに接地する部分なのですが、花びら形にすることで接地しない部分のエグレを、これまでよりも大きくとることができるようになりました。

 

例えば、V60ドリッパーは、ペーパーフィルターとドリッパーの接地部分=リブの高さは高かったのですが、リブの配置設計が湯の流れの補助に回る思想で作られていたため、抽出中の体積の増加によってドリッパーにペーパーはベタっとくっついてしまい、抽出の遅延、コーヒー粉の層の不安定化(目詰まり)を招いていました。

 

しかし、フラワードリッパーの花びら形の楕円状のエグレの最深部はとなりの花びらとの間隔がしっかりとれるので、抽出の体積増加にも余裕をもって対応でき、ペーパーがくっついてしまう現象をうまく解決しています。

 

ペーパーがくっつかないメリット

コーヒー粉にお湯をいれていくことで、抽出中のペーパーフィルター内の体積はお湯の分増えます。当然抵抗の少ない方へ膨らもうとするので、上にムクムクと膨らんでいきますし、紙を押すようにして横へも膨らみます。

 

このとき、ペーパーがドリッパーにベタっとくっつくと、ドリッパー内の排水速度は遅くなります。遅くなればなるほど、水を含んで重くなったコーヒー粉は下へ落ちますから、目詰まりが起こり、最悪の抽出となってしまいます。ドリップ中につい目を離してしまい、途中から土手は崩壊し、お湯をドンドンいれても落ちていかないという経験をしたことがある人も多いはずです。抽出中のペーパーがドリッパーにくっつかずに最後まで抽出できるということはとても重要です。

 

フラワードリッパーは先述したように、かなりふくよかにエグレをとっていますので、少し抽出が不安定でもリカバーしてくれるので最後まで安定的に抽出することができます。

 

フラワードリッパーの抽出の手順

1杯・150cc抽出の分量は、豆(中挽き)12~15g。2杯・300cc、豆(中挽き)20~24g。中深煎り豆を使用。85~91℃のお湯で抽出。

 

①ドリッパーにペーパーをセットする(ペーパーに湯をかける必要なし)。

 

②ペーパーに豆を入れてトントンして平らにならす(粉を指で押しならす必要なし)。

 

③湯を中心から「の」の字を書くように回しかける。お湯を粉に乗せるような気持ちでやるといい。中心から2/3ほどまでいったらやめる。端まではかけない。

 

蒸らし

 

蒸らしのお湯を注ぎはじめからカウントして30秒ほど経ったら、一投目。この一投目をいれるときに、ぽたぽたとコーヒー液が落ちていたら蒸らしは適切。ツーっと流れていたら多すぎ、まったく落ちていなかったら少なすぎ。

 

一投目は中心に向かって真上から垂直にじっくりお湯を落とします。お湯はほぼ動かさず、動かしても1円玉程度の範囲内で。使用する豆のグラム数の秒数を数えるといいでしょう。

 

2投目、3投目で目的の抽出量の1/2から2/3の量を抽出しましょう。ここからはお湯を中心に垂直というより、中心から500円玉くらいの範囲で回しかけましょう。4~6投目で目的量抽出して完成です。

 

まとめ

フラワードリッパーについて、あれこれ述べてきましたがいかがだったでしょうか。このメーカーは、日本のペーパーフィルター界のトヨタで、コーヒー抽出器具についての研究は深く、信頼のおけるメーカーです。メーカーが本気で作ったコーヒードリッパーを是非一度体験してみてくださいね。

BON COFFEE’s Master

BON COFFEE’s Master

静岡大学卒業後、2009年に地元福井駅前にて「BONCOFFEE」を、2015年に豆販売に主軸をおいた2号店「BONCOFFEE -BEANS STORE-」を開業。2020年、福井駅前再開発事業にともないビーンズ店を板垣に移転し現在に至る。モットーは「1杯のコーヒーのチカラで世界を少しまったりさせる」。作り続けたいコーヒーは、子供からお年寄りまで誰もが気軽に楽しめるコーヒー。コーヒーが飲めなかった人がBONCOFFEEのコーヒーなら飲めた、ブラックで飲めなかった人が飲めるようになったとの声多数。

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